資料作成や簡易ポスター作成などを考えればやはり事務所にはカラー複合機が必要、しかし複合機を導入するにはかなり予算がかかってしまう・・・また事業の拡大などの可能性があるからリース契約を組むのも踏ん切りがつかない・・・そんな悩みを解決する手段の一つがカラー中古複合機の購入です。

今回は「中古複合機のカラーおすすめ機種3選」と題して、中古市場でのカラー複合機おすすめ機種について紹介します。

1. DocuCentre-IV C2275(富士ゼロックス)

DocuCentre-IV C2275(富士ゼロックス)
引用:FUJI ZEROX

シャープのMX-M266FPの特徴やメリットについて紹介します。

富士ゼロックスの複合機の特徴

複合機三大メーカーの中でも特にブランド力が高いのが富士ゼロックスです。
特にカラー再現性に秀でていて、複合機を導入するなら必ずフジゼロックスでと決められている愛用者も少なからず存在します。印刷スピード、耐久性、メンテナンスなどどれをとってもトップレベルの品質を誇っている一方で、唯一のネックとなるのが価格面です。

また、ユーザーが長く利用し続けることが多く、他のメーカー品に比べ中古市場に流通しにくいという特徴もあります。

だからこそ、中古市場で富士ゼロックス製品を見つけられた時にはかなりおすすめです。

DocuCentre-IV C2275の特徴

富士ゼロックスのDocuCentre-IV C2275は、省エネと使いやすさを両立しているバランスの取れた機種です。

画質と耐久性の良さは業界トップクラスを誇っており、感光体ドラムをユーザー自身で交換できるという点も特徴的です。保守契約を結ばなくとも安心して利用し続けられる機種です。

DocuCentre-IV C2275の主なスペック

DocuCentre-IV C2275の主なスペックは以下の通りです。

メーカー:富士ゼロックス
用紙・トレイ:A3・4段
ウォームアップタイム:28秒
ファーストコピースピード:モノクロ6.6秒/カラー8.7秒
連続印刷:25枚/分
主な機能:カラースキャナー、ネットワーク、FAX、自動両面

2. TASKalfa 2551ci(京セラ)

TASKalfa 2551ci(京セラ)
引用:KYOCERA

TASKalfa 2551ciについて紹介します。

京セラ複合機の特徴

総合家電メーカーの京セラは、コピー機メーカーとしては三大メーカーに次ぐ二番手グループの一つです。
故障しにくい耐久性の良さが最大の特徴で、特にドラムに関しては他社メーカーではコピー10万枚までの耐久性のところ、京セラのドラムは100万枚まで耐えられるとのことです。

耐久性が高く、ランニングコストも安いということで、値段とコストパフォーマンスを重視して中古複合機を探している企業におすすめの複合機メーカーといえます。

TASKalfa 2551ciの特徴

TASKalfa 2551ciは2013年に発売し2016年頃まで現役機種として活躍していた、かなり新しい複合機です。耐久性に優れた京セラ製の複合機なので、長く大切に使用したいユーザーにおすすめです。

最大の特徴はスマートフォンやタブレット端末との連携です。インターネットに接続すれば、外部からプリント出力することもできます。さらに、ネットワークを通じて、EvernoteやGoogleドライブに接続することも可能というネットワーク連携に非常に優れた機種です。

TASKalfa 2551ciの主なスペック

TASKalfa 2551ciの主なスペックは以下の通りです。

メーカー:京セラ
用紙・トレイ:A3・4段
ウォームアップタイム:30秒以上
ファーストコピースピード:8秒
連続印刷:25枚/分
主な機能:カラースキャナー、ネットワーク、FAX、自動両面、ネットワーク対応

3. MX-2310F(シャープ)

MX-2310F(シャープ)
引用:シャープオフィスソリューション

シャープのMX-2310Fについて紹介します。

シャープ複合機の特徴

コストパフォーマンスの良さ、液晶パネルの使い勝手の良さ、耐久性の高さなどから、シャープのコピー機は一定の評価を得ています。

新品複合機でも人気がありますが、中古複合機市場では特に人気が高く最もよく売れている複合機メーカーの一つです。

MX-2310Fの特徴

中古市場で人気の高いシャープの複合機の中でも特に人気が高いのがMX-2310Fです。
コンパクトなボディにビジネスに必要な機能が全て収まっていて、耐久性も高いので非常に実用性の高い機種であるということができます。さらに省エネ性やファースト印刷スピードにもこだわっており、ビジネスに使い勝手のよい1台となっています。

MX-2310Fの主なスペック

MX-2310Fの主なスペックは以下の通りです。

メーカー:シャープ
用紙・トレイ:A3・4段
ウォームアップタイム:20秒以上
ファーストコピースピード:カラー10秒、モノクロ7.4秒
連続印刷:23枚/分
主な機能:カラースキャナー、FAX、自動両面

4.まとめ

中古複合機のカラー機種を3点紹介しました。

新品の定価では100万円を超えることの多いカラー複合機も、中古市場であれば導入費用をかなり抑えることができます。ただし、一定期間利用し続ける際には、機器本体やドラムなどの消耗品の耐久性にも同時に気を配る必要性があります。

また、中古機種の場合には同じ機種でも前の所有者の使い方や販売店の管理状況によって故障や不具合の発生リスクが大きく変わることがあります。

単純に値段だけではなく機種の機能や特徴、管理状況などを踏まえて機種を選定すると良いでしょう。