モノクロ複合機には、カラーコピー機に比べて印刷コストが安く、コンパクトで置き場所に困らないという魅力があります。さらに中古で本体を購入すれば導入コストも大きく軽減できます。

今回は、「中古複合機のモノクロおすすめ機種3選」と題して、どの機種を導入すべきか迷っている方におすすめのモノクロ複合機を紹介します。

機種にもよりますが、モノクロ複合機は高機能FAXとしても、カラースキャナーとしても活用できるので、ぜひ最適な機種を探してください。

1. MX-M266FP(シャープ)

MX-M266FP(シャープ)
引用:SHARP

シャープのMX-M266FPの特徴やメリットについて紹介します。

シャープの複合機の特徴

総合家電メーカーのシャープは複合機市場では国内5番手のシェアです。リコー、富士ゼロックス、キヤノンの3大メーカーに次ぐ2番手グループの一つですが、大きな特徴は耐久性の良さとコスパの良さ、使い勝手の良さが挙げられます。そうしたメリットの裏付けとして、国内のコンビニエンスストアに導入されている複合機は、シャープ製品の複合機を誇っています。

また、シャープの製品は中古市場で新品市場以上に存在感を発揮しており、コスパの良さや耐久性の高さから非常に人気があります。

MX-M266FPの特徴

オフィスでモノクロ複合機を試供する際に、立ち上がりの良さを重視されるケースが多いかと思いますが、シャープのMX-M266FPは立ち上がりスピードの速さに定評があります。ビジネスでは、同じ用紙を何十枚もプリントするケースよりも、様々な書類を繰り返し印刷するケースの方が多くなるので、立ち上がりの速さが業務効率に直結します。

連続印刷に関しても26枚/分と十分なスピードを誇っています。

カラースキャナー搭載、ネットワーク対応と最新機能も一通りそろっています。

2015年発売ということでかなり新しい機種なので、総合力の高い機種を長く使用したい方におすすめです。

MX-M266FPの主なスペック

MX-M266FPの主なスペックは以下の通りです。

メーカー:シャープ
用紙・トレイ:A3・4段
ウォームアップタイム:20秒
ファーストコピースピード:4.3秒
連続印刷:26枚/分
主な機能:カラースキャナー、ネットワーク、FAX、自動両面

2. MF7430 (CANON)

MF7430 (CANON)
引用:CANON

CANONのMF7430について紹介します。

CANONの特徴

複合機市場の三大メーカーの一つでもあるCANONは、印刷スピード、印刷品質、管理機能に特に優れています。
三大メーカーの機種は新品市場においては価格帯もやや高くなりますが、中古市場ではかなりリーズナブルに購入することが可能です。また、コンパクト性、立ち上がりの速さにも定評があるので、品質や使い勝手を重視される際におすすめのメーカーです。

MF7430の特徴

MF7430は2010年発売のCANONの機種です。MFシリーズは小型モデルとなっており、SOHOや小規模の事務所、中~大規模の企業のサブ機種としての利用が想定されます。現状、最新モデルのMF7430Dが発売されたこともあり、中古市場での価格もやや求めやすくなっており、中古市場での流通量が増え人気が高まっています。

MF7430の人気の理由を2点紹介します。

  • 保守点検が必要ない
  • MF7430はカウンター保守契約が必要なく、自動的にセルフメンテナンスしてくれる機種です。維持費としては、となーの交換と印刷用紙代のみでOKです。

  • トナーが安い
  • MF7430は流通量が多いこともあり、トナー料金が安く設定されています。

総合力の高いCANONの機種を、導入費用、維持費ともにやすく導入できるとあって、非常に人気が高まっているという状況です。

MF7430の主なスペック

MF7430の主なスペックは以下の通りです。

メーカー:CANON
用紙・トレイ:A3・2段
ウォームアップタイム:26秒以上
ファーストコピースピード:7秒
連続印刷:25枚/分
主な機能:カラースキャナー、ネットワーク、FAX、自動両面

3.RICOH SP 2200SFL(リコー)

RICOH SP 2200SFL(リコー)
引用:RICOH

リコーのRICOH SP 2200SFLについて紹介します。

リコーの特徴

リコーもCANONと同じく、複合機三大メーカーの一つです。
印刷品質、故障の少なさ、耐久性に関して定評があり、非常に信頼性の高い複合機メーカーです。

RICOH SP 2200SFLの特徴

RICOH SP 2200SFLは、モノクロA4以下サイズ対応の複合機です。従って、小回りの良さと印刷スピードの速さ、収納性に定評のある機種です。

SOHOなどの小規模スペース、店頭のレジ裏のスペース、事務所の作業スペースの隅などの限られたスペースでも能力を十分に発揮します。

もちろん、信頼の高いリコー製品ということもありスペックも高いです。

RICOH SP 2200SFLの主なスペック

RICOH SP 2200SFLの主なスペックは以下の通りです。

メーカー:リコー
用紙・トレイ:A4・1段
ウォームアップタイム:28秒以上
ファーストコピースピード:8秒以下
連続印刷:28枚/分
主な機能:カラースキャナー、ネットワーク、FAX、自動両面

4.まとめ

中古複合機モノクロ機種のおすすめを3機種紹介しました。

モノクロ複合機はカラー複合機と比較してトナーの料金が安いので、導入後のランニングコストを大きく軽減できます。またカラースキャナー機能などを活用すれば、業務面での不都合もほとんど生じないケースがあります。

耐久性や故障リスク、印刷スピードなどを比較して、イニシャルコストの安いコスパ良い機種をぜひ選んでください。