複合機の品質=画質といわれるほど、画質の良しあしは複合機の品質や評判を大きく左右します。実際に、三大メーカーといわれる富士ゼロックス、CANON、リコーの3社は全て高画質であることに定評があります。
今回は「高画質!中古複合機の品質重視3機種」ということで、画質にこだわった複合機の選び方とおすすめ機種3機種について紹介します。中古市場では、在庫さえあれば現行の最新機種もかなり格安で購入できることもあるので、品質重視の方にもとてもおすすめです。
1.高画質機種を選ぶためのポイント
まずは高画質機種を選ぶためのポイントについて紹介します。
高画質メーカー4社
日本国内の複合機は海外の市場でもかなりのシェアを占めており、非常に品質に優れていることで知られています。従って、国内製の機種はどれも極端に品質が劣ることはありませんが、中でも画質に定評があるのが4社です。
三大メーカーである富士ゼロックス、リコー、CANONと独自の光学技術を持つコニカミノルタです。
従って、画質にこだわって複合機を選びたいという方はまずはこの4社の中で機種を探すことをおすすめします。
ハイスペック機種
同じメーカーの中でも、様々な機種のラインナップがあります。
コンパクトなボディに必要最小限の機能を搭載した機種から、最新の機能を全て盛り込んだハイスペック機種までありますが、高画質にこだわるなら当然ですがハイスペック機種がおすすめです。
発売年数が新しく、カウンター枚数が少ない機種
複合機においても技術は年々進化しているので、新しい新しい機種であればあるほど画質が優れているのが一般的です。
さらに長く使用しているうちに少しずつではありますが様々な部品が消耗・劣化していきます。従って、発売から5年以上経過した機種やカウンター枚数の多い機種の場合は、その機種が持っている本来のスペックを発揮できない可能性があります。また、複合機の管理やメンテナンスを行う販売業者の取り扱いが適切か否かも重要なポイントです。
高画質機種を選ぶ際のポイント
以上のポイントを踏まえて、新品で高画質機種を探した場合に、かなり高額になるケースが珍しくありません。機種によっては200万円をこえることもありますし、リース契約にしても月々の支払額が大きくなります。
だからこそ、中古で購入するメリットがあるとも言えます。
最新機種と言えども、中古の市場では価格がかなり安くなるためです。
2. 中古複合機おすすめ3機種(高画質編)
高画質のおすすめ機種を3機種紹介します。
富士ゼロックスDocuCentre-V C3376
高画質に定評のあるメーカーの中でも特に人気が高いのが富士ゼロックスです。「複合機を購入する際には必ず富士ゼロックスで」と決めているユーザーも多いので、中古複合機の在庫がある際にはお得に高画質の複合機を購入するチャンスと言えます。C3376は2015年発売の富士ゼロックス現行モデルです。
露光装置にLEDライトを採用しており、高画質と省エネ性を両立しています。
また、カラーの再現性を高めるカラーマネジメント機能(Japan Color 2011、JMPAカラーに対応)や様々なカラーワークフロー(PDF/X-4など)に対応していることから、さまざまなデザインの入稿に対応しています。
MPC3003(リコー)
高画質、操作性、耐久性の全てにおいて高い評価を得ている人気機種がリコーのMPC3003です。高品質でありながら省スペース性にも優れています。
コピー濃度の自動調整、6つの画質モード(①文字②文字・写真③写真④地図⑤淡い原稿⑥複写原稿)、微細字まで対応可能など、オフィスはもちろんデザイン系の事務所にも対応している複合機です。
bizhub C224e(コニカミノルタ)
コストパフォーマンスに優れた高画質機種をお求めの方にお勧めしたいのがコニカミノルタのbizhub C224eです。
2013年発売の小規模なオフィスから大手企業にも適した総合力の高い機種で、印刷速度にこだわる場合には上位機種のC454eやC554eといった機種もおすすめです。
文字、文字/写真、写真、薄文字原稿、地図、 コピー原稿と用途に応じて画質のモードを選ぶことができるので、プリントする原稿によって最適の画質で出力できる点も魅力です。また、濃度や光沢、ネガポジ反転などカラーの色味も調整が可能です。
3.まとめ
画質にこだわって選ぶ際の中古複合機おすすめ3機種を紹介しました。
画質は複合機のスペックに直結するので、そのまま価格にも反映される傾向がありますが、中古複合機の市場なら価格はかなり安くなります。
スペックや機能などをWebサイトやカタログで参照しながら、ぜひ最適な一台を選んでください。